Numbersを使い始めて、最初に思ったことはエクセルで使用している関数と同じことができる関数は何かなと思いました。普段使用しているソフトはエクセルで、誰でもどこでも使っているものだと思います。そこでエクセルの中でも特に使用頻度が高いvlookup関数をまず始めに探しました。とりあえずは、エクセルを使っている感じで関数を指定して入力すると、同じような動作をしたので紹介します。
vlookup関数について
Vlookup関数についての説明をNumbersの関数説明から抜粋ところ「VLOOKUP 関数は、左端の列の値を使って行を選び、列番号を使ってその行内の列を選ぶことにより、指定した集合の列から値を返します。」と説明があります。うーん使ってみてわかる人はわかるけど初めて使う人からしたら全然意味がわからないですね。図示すると次のような動きをする関数となります。
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画像1:vlookup関数イメージ図 |
このように単価リストと、それに紐づく単語の行から欲しい値を別のリストにその値を返す動きをします。この図でいう購入リストの左列のそれぞれの単語「りんご」、「いちご」が説明にある「左端の列の値」に当たります。次に購入リストの単価列に表示された値は「列番号を使ってその行内の列を選ぶ」のところで、それぞれのリストに共通する単語と紐づけた後その単語の入っている行の欲しい列から値を取ることになります。最後に説明の「指定した集合」は単価リストがそれに当たります。
関数の入力方法
イメージは大体わかったところで、実際に入力するにはどうするのかをみていきましょう。先ほどの図と同じ動きをするように関数を入力していきます。まずは
①単価が表示されて欲しいセルに移動します(ここでは2行目、B列です)。移動後
②ウィンドウ上部にある「挿入」をクリックするとメニューが表示されます。メニューの中から
③「新規関数」をクリックするとウィンドウの
④右側に挿入する関数の一覧が表示されるので、その中から挿入したい関数を探します。今回は「vlookup」関数が目当てなので、
⑤「参照」→「vlookup」を選択して関数一覧枠のすぐ下にある
⑥「関数を挿入」ボタンをクリックします。
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画像2:関数入力まで |
ここまでが関数を入力するまでの流れです。次に関数に処理をするための引数を指定していきます。「関数を挿入」ボタン入力後画像3のように指定した関数と、その関数に入力する引数が表示されます。
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画像3:引数入力画面 |
ここから引数を入力していきましょう。vlookup関数に必要な引数は以下の四つです。
VLOOKUP(検索値, 列範囲, 返す列, 近似一致)
この引数をそれぞれ関数に引き渡していきます。まず検索値は、購入リストのA2セルを選択します。次に列範囲を果物単価リストのA1からB7までを範囲選択します。返す列は果物単価リストに入力されている値のどの列を返したいかになりますので、選択したセルのある列から数えて二番目を選択します。最後に近似一致or完全一致ですが、今回は完全一致ということで数字の0を入力します。これで、購入リストのA列にあるキーワードと、果物単価リストのA列にあるキーワードと突合して、一致したキーワードが入っている列の返す列で指定した列の値が返されることになります。入力結果は画像4の通りになります。
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画像4:入力結果 |
使用例
ここでは実際にゲソが使用している使用例を上げていきたいと思います。ゲソは現在絶賛ダイエット中でございまして、
レコーディングダイエットをしております。レコーディングではその日食べた食事を簡単にカロリー計算して集計を取るというように関数を組んでいます。その中でvlookup関数も使っているのでその紹介をします。カロリーを事前に調べておき、食べたもののカロリーがすぐに出てくるようにしております。
以前は毎回調べてはメモ帳に入力していたので、その頃から比べるととても簡単にカロリーが調べられ数段効率的になりました。こういった使い方もあるので、ぜひ一度お試ししてはいかがでしょうか。
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